RDS の自動バックアップが保持期間を過ぎた状態でも削除されない場合の対処方法

RDS の自動バックアップが保持期間を過ぎた状態でも削除されない場合の対処方法

Clock Icon2023.08.09

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

困っている内容

RDS の DB インスタンスで自動バックアップを有効にしていて、保持期間は 7 日の設定でした。

取得元の DB インスタンスの稼働時間が短いことから、自動バックアップの保持期間を 3 日に変更したのですが、3 日より前に作成された自動バックアップが削除されていませんでした。

手動で自動バックアップを削除しようとしましたが、以下のメッセージが出て削除できません。

システムスナップショットは削除できません。アクティブな DB インスタンスのシステムスナップショットを削除するには、DB インスタンスを変更し、自動バックアップウィンドウを減らします。削除されたインスタンスのシステムスナップショットを削除するには、保持されている自動バックアップを削除します。

また、以下ドキュメントの「保持している自動バックアップの削除」の手順も試しましたが、そもそも RDS コンソールの [自動バックアップ] > [保持] には何も表示されていませんでした。

どのようにすれば、3 日より前に作成されたの自動バックアップを削除できるのでしょうか。

どう対応すればいいの?

自動バックアップの作成時刻から現在までにおける該当 DB インスタンスの稼働時間を算出して、新しく設定した自動バックアップの保持期間を経過しているか確認してください。
経過していない場合は、上記時間の経過後、自動バックアップが削除されているか確認してください。

自動バックアップの保持期間に、該当 DB インスタンスが停止している間の時間は含まれません。

DB インスタンスまたはクラスターの停止中は、自動バックアップは作成されません。データベースが停止している場合、バックアップ保持期間より長くバックアップを保持できます。RDSには、バックアップ保存期間の計算時にstopped状態にあった時間は含まれません。

参考資料

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.